へいけ‐もっかんりょう【平家没官領】
平家滅亡の際、朝廷に没収された平家一門の所領および所職(しょしき)。大部分が平家追討の勲功として源頼朝に与えられ、鎌倉幕府の重要な経済的基盤となった。
へいけものがたり【平家物語】
鎌倉時代の軍記物語。流布本は12巻に灌頂巻(かんじょうのまき)を加えたもの。信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)が作ったと徒然草にはあるが、作者・成立年ともに未詳。治承〜寿永期(1177〜1...
へいけものがたりひょうしゃく【平家物語評釈】
内海弘蔵の著作。大正4年(1915)刊行。
へい‐けん【平絹】
⇒ひらぎぬ
へい‐けん【兵権】
軍を指揮する権力。兵馬の権。
へいけん‐じ【平間寺】
川崎大師の寺号。
へい‐げい【埤堄】
城壁の上の矢狭間(やざま)を設けた低い垣。ひめがき。→矢狭間
へい‐げい【睥睨/俾倪】
[名](スル) 1 にらみつけて勢いを示すこと。「天下を—する」 2 横目でじろりとにらみつけること。「眼は限られたる暗き壁を—し」〈透谷・楚囚之詩〉
へい‐げき【兵戟】
1 刀やほこ。武器。 2 戦争。
へい‐げん【平原】
広々とした平らな土地。平坦な野原。「大—」