べんしん‐ろん【弁神論】
《theodicy》世界における悪の存在が、世界の創造者である全能な神の善性と矛盾するものではないことを弁明しようとする神の弁護論。ライプニッツが初めて用いた語で、著書「弁神論」において体系的に...
べん‐じ【弁事/辨事】
1 事務を取り扱うこと。また、その人。 2 禅寺での職位の一。首座(しゅそ)に侍して雑務を行う者。ばんず。 3 明治元年(1868)太政官の総裁局に置かれ庶務に従事した職員の称。
べんじ‐た・てる【弁じ立てる】
[動タ下一]一方的に話をする。まくしたてる。「縁日の手品師の口調でべらべら—・てます」〈谷崎・幇間〉
ベンジャミン【benjamin】
1 アンソクコウノキの別名。また、その樹脂。 2 クワ科イチジク属の小高木の一種、ベンジャミンゴムノキのこと。インドなどの原産で、観葉植物とする。
べん‐じょ【便所】
大小便をするために設けられた場所。雪隠(せっちん)。厠(かわや)。はばかり。手洗い。トイレ。
べんじょ‐めし【便所飯】
便所の個室で弁当などを食べることをいう俗語。 [補説]学校や職場で、一人で食事をとる姿を見られたくないために、他人のいない場所で食事することを表した語という。→ランチメート症候群
ベンジル【benzil】
ベンゾインを酸化して得られる芳香族の有機化合物。α-ジケトンの一つ。黄色の柱状結晶で、エタノールやエーテルに溶けるが、水には溶けない。化学式C6H5COCOC6H5 ジベンゾイル。ビベンゾイル。...
べん・じる【弁じる/辨じる】
[動ザ上一]「べん(弁・辨)ずる」(サ変)の上一段化。「理非を—・じる」
べん・じる【弁じる/辯じる】
[動ザ上一]「べん(弁・辯)ずる」(サ変)の上一段化。「滔々(とうとう)と—・じる」
べん・じる【便じる】
[動ザ上一]「べん(便)ずる」(サ変)の上一段化。「彼に頼めば用が—・じる」