ほう‐しょ【苞苴】
1 わらなどを束ねて、野菜・魚などの食品を包んだもの。つと。あらまき。 2 みやげもの。 3 賄賂(わいろ)。音物(いんもつ)。「人人各私権を張り、—官に行われ」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
ほう‐しょ【報書】
知らせるための手紙。また、返書。「至急の—を送り来れり」〈竜渓・経国美談〉
ほう‐しょう【奉唱】
謹んでとなえ歌うこと。
ほうしょう【宝生】
能楽師の姓の一。観阿弥清次の長兄の芸名、宝生大夫から来ているという。シテ方とワキ方にこの姓がある。
「宝生流」または「宝生座」の略。
ほう‐しょう【放笑】
[名](スル)大きな声で笑うこと。「其愚を—せずんば」〈利光鶴松・政党評判記〉
ほう‐しょう【放縦】
[名・形動]「ほうじゅう(放縦)」に同じ。「—な人は小さいものをつまずかすことをおそれないのだ」〈倉田・出家とその弟子〉
ほう‐しょう【法性】
⇒ほっしょう(法性)
ほう‐しょう【法相】
法務大臣のこと。
ほう‐しょう【報奨】
[名](スル)努力や行為にむくいてさらにはげますこと。「転作を—する」「—金」
ほう‐しょう【報賞】
[名](スル)功をたたえ、それにむくいること。また、そのしるしとして与える金品など。「功績を—する」