ほっ‐しん【発心】
[名](スル) 1 仏語。悟りを得ようとする心を起こすこと。菩提心(ぼだいしん)を起こすこと。仏門に入ること。発菩提心。発起。発意。 2 物事を始めようと思い立つこと。「—して勉学に励む」
ほっ‐しん【発疹】
皮膚や粘膜に現れる色や形の病的変化。麻疹(はしか)・風疹(ふうしん)・水痘(すいとう)などでみられる。はっしん。
ほっしんしゅう【発心集】
鎌倉時代の仏教説話集。3巻または8巻。鴨長明著。建保4年(1216)以前の成立とされるが未詳。発心譚・遁世譚・往生譚・霊験談などを集めたもの。
ほっしん‐せっぽう【法身説法】
仏語。真理としての法そのものが説法しているということ。密教で、大日如来が法身のままで説法すること。また、その説法。
ほっしん‐チフス【発疹チフス】
リケッチアの一種プロワツェキイがシラミの媒介により感染して起こる感染症。10〜14日間の潜伏期ののち発症し、高熱や全身に細かな発疹が出て、意識混濁・うわごとなどの脳症状を示す。感染症予防法の4類...
ほっしん‐ねつ【発疹熱】
リケッチアの一種チフイが感染して起こる感染症。ネズミのノミが媒介する。発疹チフスに似て発熱・発疹がみられるが、症状は軽い。はっしんねつ。
ほっ‐しんのう【法親王】
⇒ほうしんのう(法親王)
ほっしん‐ぶつ【法身仏】
法身である仏。仏そのもの。
ほっしんわかしゅう【発心和歌集】
選子内親王による自撰和歌集。寛弘9年(1012)成立。1巻。斎院として長く神に仕える身であった著者が、和歌により仏と結縁(けちえん)することを目的に編纂(へんさん)したもの。