ほて
1 腹。また、腹が出ていること。「やあ、—がくねるわい」〈浄・孕常盤〉 2 わらを棒状に束ねて巻き固めたもの。「—を射たり、破魔射たり」〈田植草紙〉
ほ‐て【帆手】
帆を帆桁に結びつける綱。一説に、帆に張る布。「追い風の吹きぬるときは行く船の—打ちてこそうれしかりけれ」〈土佐〉
ほ‐て【最手】
相撲(すまい)の節(せち)で、相撲人(すまいびと)中の最高位。また、その人。ほつて。
ほてい【保定】
中国、河北省中部の商業都市。交通路の要衝で、農産物の集散地。清代には直隷総督の治所だった。パオティン。
ほ‐てい【補訂】
[名](スル)著作物に部分的な補いをしたり、訂正を加えたりすること。「百科事典を—する」「—版」
ほ‐てい【補綴】
[名](スル) 1 破れなどを繕いつづること。転じて手を加えて不足などを補い、よくすること。ほてつ。「論文を—する」 2 古人・先人などの字句をつづり合わせて詩文を作ること。ほてつ。
ほ‐てい【保定】
[名](スル) 1 動物を治療する際に、動かないようにおさえておくこと。 2 歯列矯正で、矯正装置を用いて歯の位置を移動させたあと、元に戻らないよう固定すること。
ほてい‐あおい【布袋葵】
ミズアオイ科の水生の多年草。多数のひげ根が水中に垂れ、葉は卵形で、葉柄の基部が大きく膨らみ、浮き袋の役をして水面に浮かぶ。夏、花茎を水上に出し、淡紫色の花を総状につける。南アメリカの原産で、明治...
ほてい‐うお【布袋魚】
ダンゴウオ科の海水魚。体長約30センチ。体は長卵形で、褐色に黒の斑紋がある。北太平洋に広く分布。日本では島根・神奈川以北でみられ、北海道・東北地方で「ごっこ」とよび、鍋の具などにする。
ほてい‐そう【布袋草】
1 ホテイアオイの別名。《季 夏》「—月の面を流れ過ぐ/蓼汀」 2 クマガイソウの別名。