ほてい‐ちく【布袋竹】
イネ科の竹。高さ10メートルに達し、茎の下部は節間が詰まって膨らむ。葉は細長い。杖(つえ)や釣りざおの材とし、膨らみ部の手持ちがよい。竹の子は食用。五三竹(ごさんちく)。人面竹。
ほてい‐ばら【布袋腹】
布袋のように太って前に突き出ている腹。
ほてい‐らん【布袋蘭】
ラン科の多年草。高山の針葉樹林下にまれに生える。高さ約10センチ。1本の茎と、1枚の紫色斑のある卵形の葉を出す。5、6月ごろ、紅紫色の花を1個横向きに開く。唇弁は膨らみ、距(きょ)は2裂している...
ほて‐くろし・い
[形][文]ほてくろ・し[シク]《近世語》 1 みっともない。腹黒い。「—・い事さらしたな」〈滑・膝栗毛・六〉 2 しつっこくいやらしい。「ああ。—・し。放さんせ」〈浄・薩摩歌〉
ほてっ‐ぱら【ほてっ腹】
[名・形動]《近世語》 1 肥満して張り出た腹。また、その人。「その—くり抜いてやらんものと」〈浄・双生隅田川〉 2 馬子(まご)が馬をののしっていう語。「けたいの悪い—めと鞭(むち)を打ち」〈...
ほ‐てつ【補綴】
[名](スル) 1 ⇒ほてい(補綴) 2 歯の欠損を義歯・金属冠などで補い、機能を修復すること。
ほで‐てんごう
《「ほで」は腕・手の意。「ほててんごう」とも》悪ふざけ。いたずら。ほててんご。「—の貧乏神、何もかもほつきあげ」〈浄・丹波与作〉
ホテ‐トル
《ホテル+トルコ風呂(ソープランドの旧称)から》ホテルで待つ客に女性を送り届ける売春商法の一つ。業者が電話を受けつけて、女性がホテル内の客の部屋を訪ねる形式のもの。
ほ‐てり【火照り/熱り】
1 顔が熱くなること。また、怒りや恥のために顔の赤くなること。 2 夕焼けで空が赤くなること。「山の端に—せぬ夜は室の浦に明日は日和と出づる船人」〈新撰六帖・三〉
ホテリエ【(フランス)hôtelier】
1 ホテルの経営者。ホテルの支配人。 2 ホテルの従業員。 [補説]フランス語の発音は「オテリエ」。