スープの冷(さ)めない距離(きょり)
温かいスープを冷まさずに運べるほどの近さ。独立した子世帯が、親世帯のすぐ近くに住むことをたとえていう。「—に住む娘夫婦」
じん‐ぜん【荏苒】
[ト・タル][文][形動タリ]なすことのないまま歳月が過ぎるさま。また、物事が延び延びになるさま。「—として今日に至る」「—と日を送る」「長野にある妻の里に—一週間ほど滞在して」〈長与・竹沢先生...
すじり‐もじり【捩り捩り】
[副] 1 曲がりくねっているさま。また、ひねくれているさま。「—した厭味(いやみ)と聞かるるほどに」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 からだをひねってくねらせるさま。「さらしの里、春日江の村、—見渡して...
すずめ‐がくれ【雀隠れ】
春に、草木の芽や葉が伸びて雀の姿を隠すほどになること。《季 春》「春ふかし—を沓(くつ)にふみ/風生」
雀(すずめ)の涙(なみだ)
ごくわずかなもののたとえ。「—ほどの退職金」
すずめ‐もく【雀目】
鳥類の一目。鳥の種類の半分以上の約5000種を含み、4亜目56科ほどに分類され、スズメ亜目(鳴禽(めいきん)類)が約4000種を占める。鳥類の中では最も進化したグループといわれる。燕雀(えんじゃ...
すこぶる‐つき【頗る付き】
「すこぶる」という語が付くほど、はなはだしいこと。「—の豪華版」
スターチス【statice】
イソマツ科イソマツ属の一年草または多年草の総称。葉は根際から出る。よく分枝し、枝の上部一面に小花がつく。地中海沿岸地方の原産で、120種ほどが知られ、観賞用の切り花やドライフラワーにする。
す‐さい【秀才】
《「す」は「しゅう」の直音表記》「しゅうさい(秀才)3」に同じ。「人に文読ませなどするほどに、—四人まゐれり」〈宇津保・沖つ白浪〉
スクリプト‐キディ【script kiddy】
ウェブ上で公開されている、他人が製作したプログラムやスクリプトを使って、不正行為をする者。自分自身でスクリプトを書くほどの知識や能力をもっていない点でハッカーやクラッカーと区別され、特に、興味本...