ランプ【(オランダ)・(英)lamp】
1 西洋風の灯火器の一種。石油を入れた器に火をともす芯をさし、周囲をガラスの火屋(ほや)でおおったもの。江戸末期に渡来。 2 電灯。「テール—」 [補説]「洋灯」とも書く。
ひ‐れんじゃく【緋連雀】
レンジャク科の鳥。全長18センチくらい。体は淡いぶどう色で、頭に冠羽があり、尾の先端が赤い。極東地方の特産で、日本では冬鳥。ほやどり。《季 秋》
びさく‐るい【尾索類】
尾索綱の原索動物の総称。海産で、幼生期あるいは終生、尾部に脊索をもつ。体は表皮から分泌・形成される被嚢(ひのう)で覆われ、群体または単体。着生生活をするホヤ類、浮遊生活をするサルパ類などがある。...
ま‐ぼや【真海鞘】
尾索類のホヤの一種。体は卵形で、体長約15センチ、赤橙色。表面は円錐状の突起で覆われ、下端の突起で岩などに付着する。北海道南部から南に分布。食用とし、三陸沿岸では養殖もされる。
ほや【海鞘】
尾索綱ホヤ目の原索動物の総称。海産で汽水にも生息し、単体、または群体をつくる。単体のものは球形ないし卵形で、岩や海草に固着。体は被嚢(ひのう)で覆われ、入水孔と出水孔とが開く。幼生はオタマジャク...
まろ‐ほや【丸寄生】
寄生(ほや)の形を丸く図案化した模様。
羽(はね)を並(なら)・ぶ
1 《中国の、比翼の鳥の伝説から》男女・夫婦がこまやかな愛情で結ばれる。羽を交わす。「木にもおひず羽も並べで何しかも浪路隔てて君を聞くらむ」〈拾遺・雑上〉 2 臣下が協力して主君を助ける。「公(...
もの‐の‐さとし【物の諭し】
神仏のお告げ。また、前兆としての怪異・天変地異。「おほやけに—しきりてもの騒がしきこと多かり」〈源・明石〉
モザイク‐らん【モザイク卵】
卵の各部分の将来分化する器官や組織が、発生のごく初期から決められている卵。卵の一部を欠如すると、それに対応する器官を欠く幼生ができる。ツノガイ・ホヤ・クシクラゲなど。⇔調整卵。
みち‐みち・し【道道し】
[形シク]道理にかなっている。学問的である。また、理屈っぽい。「おほやけに仕うまつるべき—・しきことを教へて」〈源・帚木〉