ひがい【鰉】
コイ科の淡水魚。全長約15センチ。体は細長く、暗褐色で小黒斑が散在。短い口ひげが一対ある。湖沼・河川の砂礫(されき)底にすみ、二枚貝に産卵する。本州中部以西に分布したが、関東・東北地方にも広がる...
恥(はじ)を見(み)・す
恥をかかせる。恥ずかしい目にあわせる。「ここらの公人(おほやけびと)に見せて—・せむ」〈竹取〉
じょう‐ろう【上﨟】
《「﨟」は僧侶の夏安居(げあんご)修行の回数を数える語》 １ 修行の年功を積んだ高僧。⇔下﨟。 ２ 地位・身分の高い人。⇔下﨟。「右衛門督殿(うゑもんのかみどの)の上(かみ)に着き給ふ—は一人も...
そう‐そう【匆匆／怱怱】
［形動］［文］［ナリ］ １ あわただしいさま。忙しいさま。「朝食もとらず—に出勤する」「烏兎(うと)—」 ２ 「草草(そうそう)3」に同じ。 ３ 忙しさのために、簡略にするさま。「公事(おほや...
せきゆ‐ランプ【石油ランプ】
灯油を燃料とするランプ。ガラスまたは金属製の壺に灯油を入れ、芯に含ませて燃焼させる。多く、ガラスのほやがつけられている。
たてまつり‐もの【奉り物】
１ 献上する品物。みつぎもの。「百済(くだら)の—をけがしみだれりといふ」〈神功紀〉 ２ 《尊敬語「たてまつる」から》貴人の衣服。お召し物。「おほやけの—は、おろそかなるをもてよしとす」〈徒然・二〉
たけ・し【猛し】
［形ク］ １ 強く勇ましい。勇敢で屈することがない。「大倭国(おほやまとのくに)に、吾二人に益(まさ)りて—・き男(を)は坐しけり」〈記・中〉 ２ 勢いが盛んである。「かの宮にもさこそ—・うのた...
手車(てぐるま)に乗(の)・せる
１ 大切に扱う。また、ちやほやする。 ２ 他人を自分の思いどおりに操る。
のさ
［形動ナリ］のんびりしているさま。また、間が抜けているさま。「おほやうにせんと心がくれば、見所少なくて、—になる相あり」〈花鏡〉
なり‐み・つ【鳴り満つ】
［動タ四］あたり一面に響きわたる。「（雷ガ）なほやまず—・ちて」〈源・須磨〉
