ほんぞうこうもくけいもう【本草綱目啓蒙】
江戸後期の本草学研究書。48巻。享和3年(1803)刊。小野蘭山の「本草綱目」についての口授「本草紀聞」を、孫と門人が整理したもの。引用に自説を加え、方言名も記している。
ほんぞうずふ【本草図譜】
江戸後期の本草書。96巻。岩崎灌園著。文政11年(1828)刊。約2000種の植物を写生・彩色し、山草・湿草・毒草などに分類したもの。
ほんぞうわみょう【本草和名】
平安時代の本草書。2巻。深根輔仁(ふかねすけひと)著。延喜18年(918)ごろ成立。本草約1025種の漢名に、別名・出典・音注・産地をつけ、万葉仮名で和名を注記したもの。
ほん‐ぞく【本属】
1 本来、所属していること。「—の長」 2 律令制で、その人の本籍の地の役所。また、その人の生まれ育った家や土地。
ほんぞく‐ちょうかん【本属長官】
旧制で、官吏の身分上・職務上の上官。現在の国家公務員法における所轄庁の長または任命権者がこれにあたる。
ほん‐ぞん【本尊】
1 寺院などで、礼拝の対象として安置される、最も主要な仏・菩薩(ぼさつ)像。画像・曼荼羅(まんだら)・名号などのこともある。 2 身辺に常に持ち、その守護を祈る小形の仏・菩薩像。守り本尊。 3 ...
ほん‐たい【本体】
《古くは「ほんだい」とも》 1 そのものの本当の姿。正体。「—の得知れぬ、一種不思議な力に誘(いざな)われて」〈二葉亭・浮雲〉 2 付属物を除いた、主になる部分。「カメラの—」「—価格」 3 神...
ほん‐たい【本隊】
1 中心となる部隊。主力部隊。⇔支隊。 2 この隊。
ほん‐たい【本態】
本当のようす。本来のありさま。「漸々(だんだん)持前の—に復すると共に」〈漱石・吾輩は猫である〉
ほんたい‐かかく【本体価格】
税や諸費用等を含まない商品本体の価格。特に、消費税を含まない価格のこと。→消費税総額表示