ほん‐ば【奔馬】
勢いよく走る馬。また、勢いの激しいことのたとえ。「—の勢い」 [補説]書名別項。→奔馬
ほんば【奔馬】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第2巻。昭和44年(1969)刊行。血盟団事件に着想を得て、右翼思想に傾倒する青年の姿を描いた。主人公は物語の最後に割腹自殺する。
ほん‐ばこ【本箱】
書物を入れておく、棚の付いた箱形の家具。
ほん‐ばしょ【本場所】
大相撲で、力士の地位・給金を決定する番付作成の基準となる正式の場所。もとは春(1月)・夏(5月)の2回であったが、現在は1月の初場所(東京)、3月の春場所(大阪)、5月の夏場所(東京)、7月の名...
ほんば‐もの【本場物】
本場でとれる品物。「—のブランデー」
ほん‐ばら【本腹】
本妻の腹に生まれること。また、その子。本妻腹。⇔脇腹(わきばら)。
ほん‐ばん【本番】
1 映画・テレビ・ラジオなどで、テストやリハーサルでなく、実際に撮影・放送・録音を行うこと。また一般に、練習でなく、本式に事を行うこと。「ぶっつけ—」 2 本格的にその時期になること。その物事の...
ほん‐ぱ【奔波】
1 激しく寄せる波。また、勢いよく流れる水。 2 大勢が争うこと。「詞の足らぬ故に、景物にて飾りたてんと—するほどに」〈連理秘抄〉
ほんぱ‐しき【翻波式】
平安前期の木彫りの仏像にみられる衣のひだの表現形式の一。大きいひだと小さいひだとを交互に表したもので、その断面が波の翻転するさまに似るところからついた名。
ほんぱ‐ほんがんじ【本派本願寺】
西本願寺の異称。大谷派の本願寺に対していう。