ほん‐のう【本能】
動物個体が、学習・条件反射や経験によらず、生得的にもつ行動様式。帰巣本能・生殖本能・防御本能など。
ほんのう‐しゅぎ【本能主義】
本能を満足させることが人生の目的であるとする考え方。
ほんのう‐じ【本能寺】
京都市中京区にある法華宗本門流の大本山。山号は、卯木山。開創は応永22年(1415)。開山は日隆。もと五条坊門にあり、本応寺と称したが、のちに改称。天文法華の乱、本能寺の変などで焼失、天正17年...
ほんのうじ‐の‐へん【本能寺の変】
天正10年(1582)明智光秀が織田信長を京都本能寺に襲い、滅ぼした事件。羽柴秀吉の高松城攻撃を救援するため本能寺に止宿中であった信長を、先に増援を命じられて丹波亀山城にいた光秀が引き返して急襲...
ほんのう‐てき【本能的】
[形動]生まれつきその性質をもっているさま。また、本能のままに行動するさま。「—な行動」「—に危険を察知する」
ほんのおくちよごしですが【本のお口よごしですが】
出久根達郎による、古書をテーマとする随筆集。平成3年(1991)刊行。翌年、第8回講談社エッセイ賞受賞。
ほんのざっし【本の雑誌】
文芸雑誌。目黒考二、椎名誠、沢野ひとしらが中心となり、昭和51年(1976)に創刊。書評を中心に、コラムや対談、著者インタビューなど、本をめぐるさまざまな記事を掲載。
ほんのはなし【本の話】
由起しげ子の短編小説。義兄の遺した蔵書を、遺言どおり寄贈するか売却するか悩む童話作家の姿を描く。昭和24年(1949)発表。同年、第21回芥川賞受賞。
ほんのり
[副]色・香・姿などが、かすかなさま。うっすら。ほのかに。「頰を—(と)赤める」「—(と)した梅の香り」
ほん‐はなみち【本花道】
歌舞伎劇場で、舞台に向かって左の方(下手)にある常設の花道。右の方(上手)に仮設される仮花道に対していう。