ぼや‐ぼや
[副](スル) 1 注意が散漫でぼんやりしているさま。「—(と)しないでさっさと荷物を運べ」 2 髪などが、伸びて乱れているさま。ぼうぼう。「—した頭髪を」〈花袋・一兵卒の銃殺〉 3 炎や湯気...
ぼん‐くら【盆暗】
[名・形動]《もと、ばくちで盆の上の勝負に暗い意》ぼんやりしていて物事の見通しがきかないこと。また、そのような人や、そのさま。「—な係員」
ぽうっ‐と
[副](スル) 1 意識がぼんやりするさま。「—して聴きほれる」「暑さで頭が—する」 2 ほのかに明るくなったり、赤みがさしたりするさま。「—顔を赤くする」
ぽかり
[副] 1 頭などを強くたたく音や、そのさまを表す語。ぽかっと。ぽかん。「—とげんこつを食わされる」 2 目や口などを開けるさま。また、ぼんやりしているさま。ぽかん。ぽっかり。「山頂に火口が—と...
ぽっ‐と
[副](スル) 1 突然に物事が現れるさま。「考えが—浮かぶ」 2 急に明るくなったり、赤くなったりするさま。「電灯が—つく」「—ほおを染める」 3 ぼんやりしているさま。ぽうっと。「—して見ている」
まん‐ぜん【漫然】
[ト・タル][文][形動タリ]とりとめのないさま。ぼんやりとして心にとめないさま。「—と日を暮らす」「—と眺める」
まんぜん‐うんてん【漫然運転】
ぼんやりしたり、他のことを考えたりしながら車両などを運転すること。前方不注意となる原因が本人自身の内的状態にあるものをさす。内在的前方不注意。→脇見運転
もう‐もう【惘惘】
[ト・タル][文][形動タリ]気落ちや気抜けがしてぼんやりするさま。「—としたる浪子の顔を照せり」〈蘆花・不如帰〉
もう‐もう【濛濛/朦朦】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 霧・煙・ほこりなどが立ちこめるさま。「—と砂ぼこりをまき上げる」 2 心がぼんやりとしているさま。「木の本に—としてぞ立たりける」〈太平記・二七〉
[名]...
もう‐ろう【朦朧】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ぼんやりとかすんで、はっきり見えないさま。「霧の中に—と人影が浮かぶ」 2 物事の内容・意味などがはっきりしないさま。「言うことが—としている」 3 意識が確...