まが・える【紛える】
[動ア下一][文]まが・ふ[ハ下二] 1 他のものとよく似ていてとりちがえさせる。「道ゆく悪太郎の悪戯(いたずら)と—・えてなるべし」〈一葉・十三夜〉 2 まぜて区別がつかなくさせる。入り乱れさ...
ま‐がお【真顔】
まじめな顔つき。真剣な面もち。「急に—になる」
まが‐かみ【禍神】
災いをなす神。邪神。悪神。
ま‐がき【籬】
1 竹や柴などで目を粗く編んだ垣根。ませ。ませがき。 2 遊郭で、遊女屋の入り口の土間と店の上がり口との間の格子戸。 3 「籬節(まがきぶし)」の略。
ま‐がき【真牡蠣】
イタボガキ科の二枚貝。内湾の潮間帯の岩に、左殻で付着。殻幅約10センチ。食用。広島湾・松島湾などで養殖される。かき。
まがき‐がい【籬貝】
スイショウガイ科の巻き貝。房総半島以南の潮間帯にすむ。貝殻は倒円錐形で、殻径約5センチ。殻表に黒褐色の縦斑がある。肉は食用、殻は貝細工の材料。
まがき‐ぶし【籬節】
江戸時代、明暦・万治(1655〜1661)のころの流行歌。大坂新町の遊女まがきが始めたという。
まが‐ごと【禍事/禍言】
《「まがこと」とも》凶事。災難。また、不吉な言葉。「天(あめ)のまがつひといふ神の言はむ—に」〈祝詞・御門祭〉
魔(ま)が差(さ)・す
悪魔が心に入りこんだように、一瞬判断や行動を誤る。出来心を起こす。「—・して人の財布に手をのばしてしまう」
ま‐がし【間貸し】
[名](スル)代金を取って部屋を貸すこと。「二階を—する」⇔間借り。