ぐっ‐と
[副] 1 瞬間的に力を入れるさま。また、物事をひと息に行うさま。「両手で—押す」「酒を—飲み干す」 2 感動や激しい感情がこみあげてくるさま。「胸に—きた」「怒りを—こらえる」 3 息や言葉な...
くちとり‐ざかな【口取り肴】
饗膳(きょうぜん)で吸い物とともに、最初に出す皿盛り物。かまぼこ・きんとんや魚・鳥・野菜の類を、甘みをきかせて調理したもの。3品から9品まで奇数で取り合わせる。古式の本膳(ほんぜん)料理では、勝...
くち‐づけ【口付け】
[名](スル) 1 接吻(せっぷん)すること。キス。 2 言い慣らすこと。口癖。「朝から晩まで—に、お縁や、だ」〈滑・浮世風呂・三〉 [補説]作品名別項。→くちづけ
くち‐ならし【口慣らし/口馴らし】
[名](スル) 1 すらすらと言えるようになるまで、繰り返し練習すること。「何回も読み上げて—をする」 2 飲食物の味を舌になじませること。「—におかゆを食べる」
くち‐ばし・る【口走る】
[動ラ五(四)] 1 無意識のうちにしゃべってしまう。「激怒してあらぬことまで—・る」 2 調子に乗って、言ってはならないことをうっかり言う。「つい秘密を—・る」
くっせつ‐ピラミッド【屈折ピラミッド】
《Bent Pyramid》エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群(ネクロポリス)、ダハシュールにあるピラミッドの通称。古王国第4王朝の創始者でクフ王の父であるスネフル王が建設。基...
くつわ‐むし【轡虫】
直翅(ちょくし)目キリギリス科の昆虫。体は緑色または褐色で、翅(はね)は幅広い。雄はガチャガチャと鳴く。日本特産で、関東以南から九州まで分布。がちゃがちゃ。くだまき。《季 秋》「松の月暗し暗しと...
くぶ‐くりん【九分九厘】
《十分(じゅうぶ)に一厘だけ足りない意から》 1 ほとんど完全に近いこと。九分どおり。「—まで出来ている」 2 (副詞的に)そうなることがほぼ確実であるさま。ほとんど。九分どおり。「当選は—まち...
くびふり‐しばい【首振り芝居】
京坂で起こった歌舞伎の一様式。義太夫狂言を、せりふを言わず、浄瑠璃に合わせて身振りだけで演じるもの。天明(1781〜1789)ごろから明治期まで、主にちんこ芝居で行われた。身振り狂言。
くびっ‐たけ【首っ丈/頸っ丈】
[名・形動]《首の高さまで深くはまり込む意から》ある思いに深くとらわれること。特に、異性に心をひかれ夢中になること。また、そのさま。「彼女に—だ」