気(き)が利(き)・く
1 細かいところにまで注意が及ぶ。「若いのによく—・く」 2 しゃれている。粋である。「—・いたせりふ」
気(き)が付(つ)・く
1 そのことに考えが及ぶ。気づく。「まちがいに—・いた」 2 細かいところにまで注意がゆきとどく。「よく—・く女性」 3 意識が回復する。正気にかえる。
気(き)が長(なが)・い
のんびりとしている。ゆったりと構えてあせらない。「完成まで30年とは—・い」
気(き)が回(まわ)・る
1 細かいところまで注意がゆきとどく。「そこまで—・らなかった」 2 邪推する。「もしやどこぞへ寄ってかと—・った」〈浄・千本桜〉
きが‐ゆしゅつ【飢餓輸出】
外貨を獲得するために、国内の消費を切りつめて輸入を抑制する一方、国民の生活必要物資までも輸出すること。
きき‐お・く【聞(き)置く】
[動カ五(四)] 1 自分の意見は言わないで、人の話を聞くだけにしておく。「参考までに—・くにとどめる」 2 聞いて心にとめる。「家の伝へにて—・ける事あり」〈今昔・二五・九〉
きき‐かよう【記紀歌謡】
古事記・日本書紀に記載されている歌謡。重複分を除くと約190首で、上代人の日常生活全般を素材とし、明るく素朴で民謡的要素が強い。歌体は片歌(かたうた)から長歌までさまざまだが、定型・五七調はまだ...
きき‐かん【危機感】
今のままでは危ないという不安や緊迫感。「—をいだく」
きき‐とお・す【聞(き)通す】
[動サ五(四)]最初から最後まで聞く。「数日がかりの講談を—・す」
きき‐とど・ける【聞(き)届ける】
[動カ下一][文]ききとど・く[カ下二] 1 要求や願いなどを聞いて承知する。聞き入れる。「要請がようやく—・けられた」 2 注意して聞き確かめる。「—・けてみづからがそれよと声をかくるまで」〈...