さとびと‐ごこち【里人心地】
田舎びて、卑しい気持ち。さとびごこち。さとびごころ。「見知らぬ—には、かかる人こそは世におはしましけれと、驚かるるまでぞまもり参らする」〈枕・一八四〉
ざ‐なり【座成り/座形】
1 「座並(ざな)み」に同じ。 2 座席から動かず、そのままであること。 3 その場だけの間に合わせ。おざなり。「見えと—ばかりにて、薬の事は陳皮(ちんぴ)も知らず」〈風来六部集・天狗髑髏鑒定縁起〉
さど‐かいきょう【佐渡海峡】
新潟県、佐渡島と本土の間の海峡。深度200メートル前後の大陸棚で、最短距離は新潟市の角田(かくた)岬から佐渡市の鴻ノ瀬鼻(こうのせばな)までの31.5キロメートル。沖合は沿岸漁業の好漁場。好天時...
さと‐ずみ【里住み】
1 「里居(さとい)」に同じ。→内(うち)住み「源氏の君は、上の常に召しまつはせば、心安く—もえし給はず」〈源・桐壺〉 2 出家の意志を持ちながら、果たさずにいること。「人に言ひさまたげられて、...
サトカ【SATKA】
《Surveillance, Acquisition, Tracking and Kill Assessment》探知・捕捉・追尾・破壊評価。戦略ミサイルの発射から弾着までの間、目標を探知、追尾...
さば‐え
[感]別れのあいさつに用いた語。さよなら。さらば。「大門まで送り、—と言へども、帰りもやらず」〈浮・分里艶行脚・五〉
さっぽろ【札幌】
北海道西部の市。道庁所在地。また、石狩振興局所在地。指定都市。北海道の政治・文化・経済の中心地。ビール・乳製品などの工業が盛ん。明治2年(1869)開拓使を設置、都市建設が進められ、碁盤目状の街...
さっぷげんき【冊府元亀】
中国の類書。1000巻。目録10巻。宋の王欽若(おうきんじゃく)・楊億(ようおく)らが真宗の勅を奉じて撰。1013年成立。古代から五代までの歴代君臣の事跡を31部1115門に分類、記述したもの。
さっぽろ‐オリンピック【札幌オリンピック】
昭和47年(1972)2月3日から13日まで、札幌で開催された第11回冬季オリンピック大会。スキージャンプ競技で金・銀・銅メダルを日本人選手団が獲得、日の丸飛行隊とよばれ賞賛された。
さて‐も
[感]なんとまあ。さてさて。「—みごとな花だ」
[副]そうであっても。そのままでも。「思ひわび—命はあるものをうきにたへぬは涙なりけり」〈千載・恋三〉
[接](「扨も」「扠も」「偖も」とも...