ど‐そく【土足】
1 履物をはいたままの足。「—厳禁」 2 土でよごれたままの足。どろあし。
まる‐ごと【丸ごと】
[副]分割したり変形したりしない、その形のまま。そっくり全部。まるのまま。「—ほおばる」「財産を—譲る」
まろ【丸/円】
[名・形動ナリ] 1 まるいもの。また、まるいさま。「大きなる松の木などの二三尺にて—なる」〈枕・三〇六〉 2 丸々とふとっているさま。「—にうつくしく肥えたりし人の」〈源・宿木〉 3 まるまる...
まご‐びき【孫引き】
[名](スル)直接に原典から引くのではなく、他の本に引用された文章をそのまま用いること。「論文の引例をそのまま—する」
みきり‐はっしゃ【見切り発車】
[名](スル) 1 電車やバスが満員になったり発車時刻が来たりしたために、乗客の全部が乗りきらないうちに発車すること。見切り発進。 2 論議が十分に尽くされないままに、決定・実行すること。見切り...
まか・せる【任せる/委せる】
[動サ下一][文]まか・す[サ下二] 1 仕事などを他にゆだね、その自由にさせる。「経営を—・せる」 2 相手の好きなようにさせる。「御想像に—・せます」「身を—・せる」 3 そのままにしておく...
み‐お・く【見置く】
[動カ四] 1 ようすなどを前もって見ておく。見定めておく。「少納言をはかばかしきものに—・き給へれば」〈源・須磨〉 2 あとの方策を立てておく。「後ろやすく、—・きたてまつりてのち」〈狭衣・四...
やき‐ごめ【焼(き)米/糄】
新米を籾(もみ)のまま煎(い)ってつき、殻を取り去ったもの。そのままで、また、湯に浸したりして食べる。いりごめ。やいごめ。《季 秋》「—を粉にしてすする果報かな/一茶」
ぼく【樸】
[音]ボク(呉) ありのままで飾り気がない。「樸直/簡樸・質樸・淳樸(じゅんぼく)・純樸・素樸」 [補説]「朴」と通用する。原義は、切り出したままの木。 [難読]樸樹(むくのき)
よみ‐す・てる【読(み)捨てる】
[動タ下一][文]よみす・つ[タ下二] 1 読んでそのまま捨てる。「—・てられた雑誌」 2 (「詠み捨てる」とも書く)文章・詩歌などをつくったあと、そのままほうっておく。「短歌を—・てる」