ばら‐がき【茨掻き】
[名・形動] 1 所きらわずひっかくこと。また、そのさまや、そのあと。「顔や手足を—にして逃出した器量人もあった」〈魯庵・社会百面相〉 2 みだらなこと。みだりがわしいこと。また、そのさま。「実...
つや‐うた【艶歌】
みだらな歌。情事に関する歌。猥歌。春歌。えんか。
しり‐くせ【尻癖】
1 大小便を漏らす癖。屁をよく放つ癖。 2 性的にみだらな癖。浮気をする癖。
そうかん‐ぼくじょう【桑間濮上】
《濮水のほとりの桑間という地の意》国を滅ぼすような淫靡(いんび)な音楽。また、淫乱であること。 [補説]殷(いん)の紂王(ちゅうおう)が師延(しえん)にみだらな音楽を作らせたが、殷は滅び、師延は...
せつ‐げん【褻言】
みだらでけがらわしい言葉。下品でなれなれしい言葉。「君の—止まざる如くは、妾請う交を絶せん」〈織田訳・花柳春話〉
たわけ・し【戯けし】
[形ク] 1 ばかばかしい。ふざけている。「地理も事情もしらぬいの、つくしに尽す—・き業も」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 みだらである。好色がましい。「わらはを見てなめげにも、—・き心を発(おこ...
そこ‐だら【底鱈】
タラ目ソコダラ科の海水魚。全長約40センチ。尾部は糸状で尾びれはない。相模(さがみ)湾の深海にすむ。またソコダラ科の総称で、トウジン・ネズミダラなどが含まれる。世界の深海に広く分布し、発光バクテ...
たわ・ける【戯ける】
[動カ下一][文]たは・く[カ下二] 1 ふざけたことをする。ばかなことをする。たわむれる。「—・けたことを言うな」 2 常識からはずれたことをする。特に、みだらな行いをする。「遂にひそかに—・...
つの‐だらい【角盥】
左右に2本ずつ角のような長い柄のついた小さなたらい。多くは漆塗りで、うがい・手洗いなどに用いた。→耳盥(みみだらい)
たわ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 遊び興じる。遊びたわむれる。「秋くれば野べに—・るる女郎花(をみなへし)いづれの人か摘までみるべき」〈古今・雑体〉 2 みだらな行為をする。「人皆のかく迷(まと)へればうちしな...