みみ‐がい【耳貝】
ミミガイ科の巻き貝。暖海の岩礁にすむ。貝殻はアワビに似た耳形で細長く、殻径約10センチ。殻表は褐色で滑らか。呼吸孔は管状にならず、5〜7個ある。食用。
耳(みみ)が痛(いた)・い
他人の言葉が自分の弱点をついていて、聞くのがつらい。「親友の忠告を聞くのは—・い」
みみ‐がくもん【耳学問】
自分で修得したものでなく、人から聞いて得た知識。聞きかじった知識。耳学(じがく)。
耳(みみ)が汚(けが)・れる
汚らわしいことや不快なことを聞いてしまう。
耳(みみ)が肥(こ)・える
音楽などを聞きこんでいくうちに、味わう能力が豊かになる。「—・えた聴衆」
みみ‐がた・し【耳固し】
[形ク]聴覚が鈍い。耳が遠い。「—・からぬ人のためには」〈源・常夏〉
耳(みみ)が遠(とお)・い
耳がよく聞こえない。「年取って—・くなる」
みみ‐がね【耳金】
1 金属製の耳飾り。 2 器物などの左右に突き出ている金具。
耳(みみ)が早(はや)・い
物音や世間のうわさなどを聞きつけるのが早い。「新聞記者は—・い」
みみ‐がわらけ【耳土器】
箸(はし)をのせるのに用いる、耳の形に似た焼き物の器。耳皿。〈日葡〉