む‐すい【無水】
1 水を含まないこと。水分がないこと。 2 化学で、無水物であること。
むすい‐あひさん【無水亜砒酸】
硫砒鉄鉱を焼いて得られる三酸化二砒素の俗称。白色の粉末。猛毒。砒素化合物、特に農薬の原料とし、またガラスの清澄剤に用いられる。化学式As2O3
むすい‐ありゅうさん【無水亜硫酸】
二酸化硫黄の俗称。
むすい‐ありんさん【無水亜燐酸】
燐を不十分な酸素供給下で燃やすと得られる三酸化二燐の俗称。白色ろう状の固体。有毒。冷水と反応して亜燐酸(ホスホン酸)を生じる。化学式P2O3
むすい‐アルコール【無水アルコール】
水を含まないエチルアルコール。濃度が95パーセントのアルコールに生石灰を加えて脱水・蒸留すると得られる。
むすい‐エタノール【無水エタノール】
エタノールを、体積割合で99.5パーセント以上含有する無色透明の液。消毒・消臭のほか、化粧水や虫よけスプレーの原料などにも用いられる。
むすい‐えん【無水塩】
結晶水を含まない塩。塩の無水物。
むすい‐けいさん【無水珪酸】
二酸化珪素の俗称。
むすい‐さくさん【無水酢酸】
酢酸2分子から水1分子が取れて縮合した形の化合物。刺激臭のある無色の液体。アセチルセルロースの製造のほか、アスピリンなどの合成原料として使用。化学式(CH3CO)2O [補説]平成13年(200...
むすい‐さん【無水酸】
酸の化学式から水分子を除いた形で表せる化合物。水と反応して酸を作る酸化物。