むすめひょうばんぜんあくかがみ【処女評判善悪鏡】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。慶応元年(1865)江戸市村座初演。「雲霧五人男」を女に書き替えたもの。白浪五人女。
むすめ‐ぶん【娘分】
仮に娘として扱うこと。また、その人。特に遊里で、娘として預かり勤めに出す芸妓。
むすめみゆき【娘深雪】
女流日本画家、上村松園の作品。浄瑠璃や歌舞伎で知られる「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」のヒロイン、深雪を描いたもの。大正3年(1914)の平和記念大正博覧会に出品された、中期の代表作。
むすめ‐むこ【娘婿】
娘の夫。女婿(じょせい)。
むすめ‐やく【娘役】
演劇・映画などで、娘に扮(ふん)する役。宝塚歌劇団では、男を演じる男役に対して、女を演じる俳優をいう。
むすめ‐やど【娘宿】
娘組の者が集まって、手仕事をしたり泊まったりする宿。めらし宿。→若者宿