無(な)き手(て)を出(いだ)・す
1 この上もない秘術を尽くす。「仲頼の主(ぬし)、なき手出(いだ)して遊ぶ」〈宇津保・嵯峨院〉 2 ありとあらゆる手段をめぐらす。「いかでこの人のためにはと、—・し」〈源・帚木〉
ながれ【流れ】
[名] 1 液体や気体が流れること。また、その状態や、そのもの。「潮の—が速い」「空気の—が悪い」「川の—をせき止める」 2 流れるように連なって動くもの。また、その動き。「人の—に逆らって歩...
とう‐りゃく【党略】
政党・党派がみずからの利益を得るためにめぐらすはかりごと。「党利—」
ばく‐えい【幕営】
[名](スル) 1 幕を張りめぐらした陣営。 2 テントを張って野営すること。
はかり‐ごと【謀】
《「計り事」の意。古くは「はかりこと」》物事がうまくゆくように、前もって考えた手段・方法・計画。また、計略。もくろみ。「—をめぐらす」「—を練る」「—は密なるを良しとす」
はかり‐ご・つ【謀つ】
[動タ四]《名詞「はかりごと」の動詞化。古くは「はかりこつ」》 1 はかりごとをめぐらす。「舎利弗に会ひて秘術を相競(くら)べん事を—・つ」〈今昔・一・九〉 2 だます。あざむく。「人に追はれ、...
と‐じょう【都城】
周囲に城壁をめぐらした都市。また、城郭のある都市。
とうり‐とうりゃく【党利党略】
自分の所属する政党の利益を第一として、そのためにめぐらす策略。「—だけでは選挙に勝てない」
ち‐りゃく【知略/智略】
才知に富んだはかりごと。知謀。「—をめぐらす」
ツーレット‐シュル‐ルー【Tourrettes-sur-Loup】
フランス南東部、アルプ‐マリチーム県の都市、バンスの近郊にある村。中世、異教徒からの攻撃を防ぐために、急峻(きゅうしゅん)な岩山や丘の上に城壁をめぐらして築いた「鷲(わし)の巣村」の一。スミレの...