もうち‐ぎみ【公卿】
《「もうちきみ」とも》「まえつぎみ」の音変化。「—たち歌(うたよみ)して曰(い)はく」〈崇神紀〉
もうで【詣で】
もうでること。参詣(さんけい)。「初—」「墓—」 [補説]「永田町詣で」のように、参上・伺候の意で使うこともある。
もう‐せい【猛勢】
[名・形動ナリ] 1 勢いの盛んなこと。また、そのさま。「—なる事は、緒方勝りて候ふらん」〈義経記・四〉 2 《「もうぜい」とも》勇猛な軍勢。「これこそ—なるべきが、嫡子義朝について、多分は内裏...
もう‐そう【妄想】
[名](スル)《古くは「もうぞう」とも》 1 根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。「—にふける」「愛されていないと—してひとりで苦しむ」 2 仏語。とらわれの心によって、真実でない...
もうつ‐じ【毛越寺】
⇒もうつうじ(毛越寺)
もうと【間人】
《「もうど」とも》 1 中世の村落で、住み着いてから年月が浅く、正式な村の住人としての権利を認められていない者の称。 2 武家の召使いの男。中間(ちゅうげん)。 3 近世、本百姓に対し土地を持た...
もう‐れつ【猛烈】
[形動][文][ナリ]勢いが強くはげしいさま。程度がはなはだしいさま。「—な寒波」「—に勉強する」 [派生]もうれつさ[名]
もうぼ・る
[動ラ四]《一説に「もうほる」とも》食べる。一説に、むさぼり食う。「—・る物、日に橘一つ」〈宇津保・藤原の君〉
もう‐ひとつ【もう一つ】
[連語] 1 さらに一つ加えること。あと一つ。 2 (副詞的に用いて)さらに少し。もう少し。あとちょっと。「迫力が—だ」
もう‐ほう【毛包】
皮膚内に陥入し、毛根を入れている袋状の上皮性の組織。毛嚢(もうのう)。