まら・する
[動サ下二・サ変]《「まいらす」の連体形「まいらする」の音変化。連用形に「まらし」の形も現われ、サ行変格活用としても用いられ、終止形も「まらする」が普通となった》 1 「やる」の意の謙譲語。差し...
まま‐の‐てこな【真間手児奈】
《「ままのてごな」とも》下総(しもうさ)国葛飾(かつしか)(千葉県市川市真間)に住んでいたという伝説上の女性。万葉集の山部赤人・高橋虫麻呂の歌によると、多くの男性の求婚にたえられず、真間の海に入...
ま‐むすび【真結び】
ひもを打ち違えて結んでから、もう一度打ち返して結ぶこと。小間結び。
まま‐の‐かわ【儘の皮】
仕方がなくて成りゆきにまかせる気持ちを表す語。もうどうなってもよい。ままよ。「あかぬ別れの鳥は—と、なげやりにする場所にもあらねば」〈浮・西鶴伝授車・五〉
まどろっ‐こし・い
[形]「まどろっこい」に同じ。「もう口じゃ—・い、眼の眩る様な奴を鼻梁(はなっぱしら)にがんとくれて」〈有島・かんかん虫〉
まなび‐なおし【学び直し】
以前に学んだものをもう一度学ぶこと。特に、社会人が、学校教育で学ぶ内容の知識を勉強しなおすこと。
ま‐ぬる・い【間緩い】
[形][文]まぬる・し[ク]することが遅くて、間に合わない。手間どって、役に立たない。まのろい。「—・イコトデ金ガモウカラヌ」〈和英語林集成〉
ぼうばり‐あみ【棒針編み】
棒針を用いる、手編みの代表的な編み方。一方の棒針にかかっている糸の輪を、もう一方の棒針で引き出して編む。
ぼう‐だん【妄談】
根拠のない、でたらめな話。もうだん。「竜宮乙姫の虚誕、地獄天狗の—」〈増山守正・西京繁昌記〉
みょう‐か【猛火】
激しく燃え上がる火。もうか。「—はまさしう押しかけたり」〈平家・五〉