ほんらい‐くう【本来空】
仏語。一切のものはもともと仮の存在であり、実体のないものであるということ。
まい・る【参る】
[動ラ五(四)]《上一段活用動詞「まいる」に「い(入)る」の付いた「まいいる」の音変化で、貴人のもとに参入する意が原義》 1 「行く」の謙譲語で、行く先方を敬う。 ㋐神仏に詣でる。参詣する。...
ほん‐とう【本当】
[名・形動] 1 偽りや見せかけでなく、実際にそうであること。また、そのさま。ほんと。「一見難しそうだが—は易しい」「うわさは—だ」 2 本物であること。正しい姿であること。ほんと。「—の絹を使...
まぜ‐がき【交ぜ書き/混ぜ書き】
[名](スル)もともとは漢字で書いていた熟語の一部を仮名で書くこと。「憂鬱」を「憂うつ」、「混沌」を「混とん」と書く類。 [補説]昭和21年(1946)制定の当用漢字表で、使える漢字を制限したた...
ほん‐らい【本来】
(副詞的にも用いる) 1 もともとそうであること。元来。「—の目的を考える」「人間は—感情の動物だ」 2 それが当たり前であること。道理であること。「—向こうからあいさつに来るべきだ」 [用法]...
ほん‐ぜん【本然】
自然のままで人の手が加わっていないこと。もともとの姿であること。ほんねん。「自己—の姿」
ほん‐かく【本格】
[名・形動]本来の格式。もともとの方式。また、それに従っているさま。本式。「流儀の—にのっとる」「—な(の)床の間」「—派」
ほん‐け【本家】
1 一族の中心となる血筋の家。 2 流派などで、そのおおもととなる家。家元。宗家。「観世流の—」 3 分家の出たもとの家。⇔分家。 4 妻の親のほうの家。里方。「三日の夜は—、五日の夜は摂政殿よ...
ほん‐ぐう【本宮】
神霊を他に分けて祭ったもとの神社。また特に、熊野本宮大社のこと。本社。もとみや。→新宮
ほんけ‐ほんもと【本家本元】
いちばんおおもとの家。また一般に、いちばんのおおもと。「たこ焼きの—は大阪だ」