すま・う【争う】
[動ワ五(ハ四)] 1 組み合ってあらそう。相撲をとる。「振り離さんと—・いしかど」〈逍遥・当世書生気質〉 2 負けまいとしてあらそう。反抗する。「相対峙して譲らない二つの心が…—・おうとするの...
角水(すみず)を突(つ)・く
《角水をあてて正確に水平度を測る意から》こまかく吟味したり、わずかな欠点でもとがめたりする。〈日葡〉
スポラデス‐しょとう【スポラデス諸島】
《Sporades/Σποράδες》ギリシャ、エーゲ海にある諸島。北スポラデス諸島と南スポラデス諸島に分けられ、後者は現在ドデカネス諸島と呼ばれる。北スポラデスはエーゲ海北部のトラキアスポラデ...
すみよしものがたり【住吉物語】
鎌倉初期の物語。2巻。作者・成立年未詳。源氏物語・枕草子に名がみえるが、現存の物語は改作といわれる。中納言の姫君は継母の悪計を避けて住吉の尼のもとに身を寄せるが、長谷観音の利益(りやく)で少将と...
スホクラント【Schokland】
オランダ中部、フレボラント州にある干拓地。アムステルダムの北東約60キロメートルに位置する。もと半島だったところが浸食によって島となり、さらに浸食が進んで島が水没しそうになったため、1920〜1...
すみ‐はん【墨版】
1 浮世絵で、絵の輪郭や図柄の主要な部分を描いた版木。絵師が描いた下絵を版木に裏返しに貼りつけて彫る。版木の製作過程では、これを摺った墨摺をもとに、各色を摺るための色版が作成される。 2 《「ス...
すみ‐わた・る【住み渡る】
[動ラ四] 1 ずっと住みつづける。1か所に長く住む。「橘(たちばな)の林を植ゑむほととぎす常に冬まで—・るがね」〈万・一九五八〉 2 男が女のもとに通いつづける。「忠房のぬしのむすめ東の方を、...
すべら‐かし【垂髪】
女性の髪形の一。前髪を膨らませ、後頭部でそろえて束ね、背中に長く垂らしたもの。江戸初期まで成人の女子の髪形であったが、のちには高貴な婦人の正式な髪形となった。さげがみ。すべしがみ。すべしもとどり...
スラックス【slacks】
ズボン。特に、替えズボンのこと。もと、女性用のものをさした。
スラップ‐スケート【slap skate】
スピードスケート用の靴の一。刃のかかと部分が靴底に固定されておらず、蹴(け)り出す時に刃が靴から離れ、ばねで戻る仕組みになっている。刃が氷に接する時間が長いため、蹴る力を効率的に氷に伝えることが...