損(そん)して得(とく)取(と)れ
初めは損をしても、それをもとに大きな利益を得るようにせよ。
ぞんぞ
[副]寒けを覚えるさま。また、恐ろしさに震え上がるさま。ぞくぞく。「以前の事を思ひ出せば、ちりけもとが—とする」〈浮・子息気質・四〉
そ‐む・く【背く/叛く】
《「背(そ)向く」の意》 [動カ五(四)] 1 ㋐取り決めたことや目上の人の考え・命令などに従わずに反抗したり反対したりする。さからう。「約束に—・く」「親の言いつけに—・く」 ㋑謀反する。は...
そばそば・し【稜稜し】
[形シク] 1 かどばっている。「優婆塞(うばそく)がおこなふ山の椎(しひ)がもとあな—・しとこにしあらねば」〈延宝版宇津保・菊の宴〉 2 親しめない。よそよそしい。「常はすこし—・しく心づきな...
たい【腿】
[音]タイ(呉)(漢) [訓]もも ももとすねの総称。「下腿・大腿」
そたんしゅう【曽丹集】
平安末期の私家集。1巻。曽禰好忠(そねのよしただ)の作。毎月集と百首および源順(みなもとのしたごう)の答歌百首などからなる。書名は曽禰好忠が丹後掾(たんごのじょう)であったところからの名。曽禰好忠集。
そで【袖】
1 衣服の身頃(みごろ)について、両腕を覆うもの。和服ではたもとの部分を含めていう。「—をたくしあげる」 2 建造物・工作物などの本体の両わき、または片方にあるもの。門のわきの小さな門、机のわき...
そ‐せん【祖先】
1 家系の初代。 2 家系の先代以前の人々。 3 一族のもと。「人類の—」
袖(そで)に露(つゆ)置(お)・く
露がかかって袖がぬれる。また、涙で袖がぬれる。「草の葉にあらぬたもとも物思へば—・く秋の夕暮れ」〈山家集・下〉
そ‐せき【礎石】
1 建物の土台となる石。基礎となる石。いしずえ。「—を据える」 2 物事の基礎。もとい。「市民運動の—を築く」