か‐げん【下限】
１ 下の方の限界。「合格点数の—」⇔上限。 ２ 数学で、 ㋐下界(かかい)の数のうちの最大の数の、もとの集合に対する称。 ㋑定積分で、積分区間の下の限界。下端(かたん)。⇔上限。
かげん‐てき【仮言的】
［形動］《hypothetical》論理学で、ある仮定・条件のもとで立言するさま。
かげんてき‐はんだん【仮言的判断】
論理学で、ある仮定・条件のもとで立言する判断。「もしsがpならば（前件）、QはRである（後件）」という形式をとる。仮言判断。→定言的判断 →選言的判断
かこち‐ぐさ【託ち種】
１ そのことのせいにするためのたね。口実。「百に一つも世にある事もあらば、—にもし候へ」〈盛衰記・二六〉 ２ 恨み・嘆きを引き起こすもと。「消えぬ憂き身の—、何を種とか我が思ひ」〈松の葉・三〉
か‐こん【禍根】
わざわいの起こるもとや原因。「—を残す」「—を断つ」
かごしま【鹿児島】
九州地方南部の県。もとの薩摩(さつま)・大隅(おおすみ)にあたる。人口170.6万（2010）。 
鹿児島県、鹿児島湾に面する市。県庁所在地。薩摩半島東岸および桜島からなる。南西諸島への航路の...
かさい【葛西】
東京都江戸川区南部の地名。 東京都葛飾区および江戸川区南部の地域。もとは下総(しもうさ)国葛飾郡の江戸川以西の称で、のち武蔵国の一部となる。笠井。
かさ‐がけ【笠懸】
馬に乗って走りながら弓を射る競技。平安末期から鎌倉時代にかけて盛んに行われた。もとは射手の笠をかけて的としたが、のちには円板の上に牛革を張り、中にわらなどを入れたものを用いた。小笠懸(おがさがけ...
かさぎ‐れんが【笠着連歌】
中世以降、寺社の祭や法会に行われ、参詣人などが自由に参加できた、庶民的な連歌。着座した連衆(れんじゅ)以外は、立ったまま笠もぬがずに句を付けたので、この名がついた。花の下(もと)連歌の流れをくむもの。
かざごし‐の‐みね【風越の峰】
「風越山(かざごしやま)」に同じ。［歌枕］「—の上にて見るときは雲は麓(ふもと)のものにぞありける」〈詞花・雑下〉
