もう【朦】
[音]モウ(慣) 月の光がおぼろなさま。「朦朦・朦朧(もうろう)」
もう【毛】
1 数の単位。1000分の1。また比率では、1割の1000分の1、1厘の10分の1。 2 尺貫法の単位の一。長さでは、1寸の1000分の1。重さでは、1匁の1000分の1。 3 貨幣の単位。1円...
もう【蒙】
道理をわきまえず、愚かなこと。無知なこと。
もう【申】
動詞「もう(申)す」の略。→物申(ものもう)「物—、案内—」〈虎明狂・釣狐〉
も・う【思ふ】
[動ハ四]「おもう」の音変化。「い伐(き)らむと心は—・へどい取らむと心は—・へど」〈記・中・歌謡〉
もう【猛】
[形動][文][ナリ]勢いがはげしいさま。現代では、多く他の名詞と複合して用いられる。「—勉強」「—スピード」→猛に「世の覚えも、威勢も—なり」〈宇治拾遺・一五〉
もう
[副] 1 現に、ある事態に立ち至っているさま。また、ある動作が終わっているさま。もはや。既に。「—手遅れだ」「—子供ではない」「今泣いた烏が—笑った」 2 あとわずかの時間で、ある事態になるさ...
もう‐ひとつ【もう一つ】
[連語] 1 さらに一つ加えること。あと一つ。 2 (副詞的に用いて)さらに少し。もう少し。あとちょっと。「迫力が—だ」
もうひとつのひかりを【もう一つの光を】
北畠八穂の小説。昭和23年(1948)年刊。
もうひとつのくに【もう一つの国】
《原題Another Country》米国の小説家ボールドウィンの小説。1962年刊。