いい‐ざま【言(い)様】
[名]ものの言い方。いいよう。「人を小ばかにした—」 [副]《「いいさま」とも》(「…といいざま」の形で)言うと同時に。言うやいなや。「『よし、行こう』と—立ち上がった」
まま‐に【儘に/随に】
[連語]《名詞「まま」+格助詞「に」》 1 …のとおりに。…にまかせて。「感じた—描く」「気の向く—旅をする」 2 …につれて。…とともに。「日が暮れゆく—気温が下がってくる」 3 …ので。…た...
が‐はやい‐か【が早いか】
[連語]《「が」は格助詞、「か」は副助詞》…するとすぐに。…するやいなや。「話を聞く—家を飛び出した」
かいこう‐いちばん【開口一番】
1 話し始めるいちばん初め。副詞的にも用いる。口を開くやいなや。「—相手を批判した」 2 寄席や落語会などで、いちばん初めに演じる前座3のこと。
声(こえ)の下(した)
言葉が終わるか終わらないうち。言うやいなやのうち。言下。「禁煙と言った—からタバコに火をつける」 [補説]この句の場合、「下」を「もと」とは読まない。
ひとし・い【等しい/均しい/斉しい】
[形][文]ひと・し[シク] 1 二つ以上の物事の間で、その数量・程度・形状などに相違がない。同じである。「二辺の長さが—・い」「三人に—・く分ける」 2 二つ以上の物事の間に、性質・状況の上で...
いな‐や【否や】
[名]《名詞「いな」に係助詞「や」の付いた「健在なりや否や」などの「否や」の一語化》 1 不承知。異議。「この段階になれば—はない」 2 承知か不承知かということ。諾否。「—の返事を聞く」 ...