たえ【妙】
[形動][文][ナリ] 1 不思議なまでにすぐれているさま。何ともいえないほど美しいさま。「—なる楽の音」 2 きわめてじょうずなさま。「歌にあやしく—なりけり」〈古今・仮名序〉
たいしゃ‐きょう【大社教】
⇒出雲大社教(いずもおおやしろきょう)
たいしゃ‐づくり【大社造(り)】
神社本殿形式の一。日本古代の建築様式を残すもので、屋根は檜皮葺(ひわだぶ)きで、切妻造り、妻入り。代表例は出雲大社本殿。おおやしろづくり。
たいこ‐ざ【太鼓座】
能舞台の囃子(はやし)座のうちで、太鼓方のすわる所。舞台奥の後座(あとざ)の、向かって左のあたり。
だいおう‐やし【大王椰子】
ヤシ科の常緑高木。高さ20〜40メートル。幹の頂に羽状複葉の葉が集まってつく。熱帯アメリカの原産で、八丈島などで栽培。
たいげん‐みょうおう【大元帥明王】
四天王・八部衆などの諸鬼神を従え、国家を鎮護する夜叉(やしゃ)神。密教で尊信され、像は四面八臂(はっぴ)・六面八臂などあり、怒りの相を表す。阿吒嚩迦(あたばか)。
たいこ‐かた【太鼓方】
能楽の囃子方(はやしかた)のうち、太鼓を専門に受け持つ者。現在、観世・金春(こんぱる)の二流派がある。
そめ‐そめ【染め染め】
[副]《「そめぞめ」とも》 1 墨痕(ぼっこん)あざやかに書くさま。「五大力菩薩(ぼさつ)と、—と筆を動かせける」〈浮・永代蔵・一〉 2 情のこもったさま。しみじみ。「初めのほど嘲(あざけ)りし...
そっきょう‐げき【即興劇】
筋立てだけ決めておいて、あとは当意即妙のせりふやしぐさによって演じる劇。
ぜん‐の‐つとめ【禅の勤め】
歌舞伎下座音楽の一。銅羅(どら)と大太鼓で奏する鳴り物で、寺院や寂しい土手の場面などに用いる。禅囃子(ぜんばやし)。ぜんづと。