ゆう‐すず【夕涼】
夕方の涼しさ。また、その時分。《季 夏》「—に農婦農衣のエモン抜く/草田男」
ゆう‐すずみ【夕涼み】
[名](スル)夏の夕方、屋外や縁側などに出て涼むこと。「縁台で—する」《季 夏》「芭蕉様の臑(すね)をかじって—/一茶」
ゆう・する【有する】
[動サ変][文]いう・す[サ変]持つ。持っている。所有する。「石油資源を—・する国」「可能性を—・する」
ゆう‐ずい【雄蕊】
「おしべ」に同じ。⇔雌蕊(しずい)。
ゆうずい‐しんけい【有髄神経】
神経線維の軸索(じくさく)の周囲を髄鞘(ずいしょう)が包んでいる神経。興奮は髄鞘のとぎれている所を飛び飛びに伝わるので伝導が速く、脳脊髄神経と白質にみられる。→無髄神経
ゆう‐ずう【融通】
[名](スル) 1 とどこおりなく通じること。転じて、必要に応じて自在に処理すること。ゆずう。「—のきかない石頭」「—自在」 2 必要な物や金を都合すること。やりくり。ゆずう。「資金を—する」 ...
ゆうずう‐さい【融通債】
国債を発行目的で分類した場合の種類の一つ。国庫(一般会計・特別会計)の収支を調整するために、政府が一時的に資金を調達する目的で発行される。政府短期証券(FB)がこれにあたる。→歳入債 →繰延債
ゆうずう‐てがた【融通手形】
商取引の裏付けがなく、単に資金調達の目的で振り出され、裏書き・引き受けなどが行われた手形。好意手形。→商業手形
ゆうずう‐ねんぶつ【融通念仏】
融通念仏宗で唱える念仏。自他の唱えるものが互いに融通し合うという念仏。円融念仏。大念仏。
ゆうずうねんぶつえんぎえまき【融通念仏縁起絵巻】
融通念仏宗の開祖良忍(りょうにん)の伝記、同宗の功徳などを描いた2巻本の絵巻物。念仏勧進のため正和3年(1314)に原本が成立し、以後広く伝写された。南北朝時代に良鎮(りょうちん)の勧進により制...