紛(まぎ)れもな・い
きわめて明白である。まちがえようがない。「—・い事実」
はっぽう‐ふさがり【八方塞がり】
1 陰陽道(おんようどう)で、どの方角に向かって事を行っても、不吉な結果が予想されること。 2 どの方面にも差し障りがあって、手の打ちようがないこと。
薬缶(やかん)で茹(ゆ)でた蛸(たこ)のよう
《「薬缶で茹でた蛸」は、手も足も出ないことから》どうしようもない。手の打ちようがない。
世(よ)に知(し)ら◦ず
ちょっと例がない。たとえようがない。普通ではない。「(経文ヲ)ゆるるかによみ給へる、また—◦ず聞こゆ」〈源・須磨〉
もうしわけ‐な・い【申(し)訳無い】
[形] 1 言い訳のしようがない。弁解の余地がない。相手にわびるときに言う語。「世間に対し—・い気持ちで一杯だ」「不始末をしでかして—・い」 2 相手に無理な依頼ごとをして、すまないという気持ち...
まんにょう‐がな【万葉仮名】
《「まんにょう」は「まんよう」の連声(れんじょう)》⇒まんようがな(万葉仮名)
は‐め【葉芽】
「ようが(葉芽)」に同じ。
は‐たん【破綻】
[名](スル) 1 破れほころびること。「処々—して、垢染(あかじみ)たる朝衣を」〈竜渓・経国美談〉 2 物事が、修復しようがないほどうまく行かなくなること。行きづまること。「経営に—を来す」
譬(たと)えん方(かた)無(な)・し
ほかのものと比べようがない。「なほ匂はしさは—・く美しげなるを」〈源・桐壺〉
つま・る【詰(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 すきまもなく入って、いっぱいになる。「立錐(りっすい)の余地もなく—・った聴衆」「予定がびっしり—・っている」 2 途中がふさがって通路・管などが通じなくなる。「排水管が—...