手(て)が付(つ)けられ◦ない
処置の施しようがない。「乱暴者で—◦ない」「—◦ない散らかりよう」
ちぇっ
[感]物事がうまくいかなかったときなどに発する声。また、舌打ちをする音。ちぇ。「—、しようがないなあ」
無(な)い袖(そで)は振(ふ)れ◦ない
実際にないものはどうにもしようがない。持っていないものは出せない。「援助はしたいが—◦ない」
血(ち)は争(あらそ)え◦ない
子どもが父母から気質・性向を受け継いでいることは否定しようがない。血筋は争えない。
手(て)の施(ほどこ)しようがな・い
処置のしようがない。「ここまで問題がこじれては—・い」
なに‐とも【何とも】
[副] 1 (あとに打消しの語を伴って用いる) ㋐特別の感情を催さないさまを表す。別に大したものとも。物の数とも。「いにしへは—見ざりし衣裳の紋、今は目にたちて」〈曽我・三〉 ㋑行動を特定できな...
はじま・る【始まる】
[動ラ五(四)] 1 物事が行っていない状態から行う状態になる。行われだす。「勤めは朝九時に—・る」「工事が—・る」⇔終わる。 2 新しく起こる。新たに発生する。「戦争が—・る」 3 起因する。...
計(はか)り無(な)・し
1 手立てがない。どうしようもない。「—・く便りなき学生」〈宇津保・祭の使〉 2 無量である。数えきれない。計りきれない。「一日の出家の功徳は—・きものなれば」〈源・夢浮橋〉 3 (「言うはかり...
箸(はし)を持(も)って食(く)うばかり
それ以上はしようがないほど十分に世話をすることのたとえ。
馬鹿(ばか)と鋏(はさみ)は使(つか)いよう
切れない鋏にも使いようがあるように、ばかも使い方しだいでは役に立つ。