まわし‐もの【回し者】
1 陣中などに忍び込んで、ひそかに内情を探る者。間者(かんじゃ)。スパイ。「敵の—」 2 俗に、あるものの関係者のようにふるまい、ひいきをする人。「メーカーの—であるかのように商品をほめちぎる」
まろば・す【転ばす】
[動サ五(四)]まろぶようにする。ころがす。まろがす。「その話は銀盤に玉を—・すように」〈中勘助・鳥の物語〉 「猪(ゐ)に似たる大石を焼きて—・し落としき」〈記・上〉
やつれ【窶れ】
1 病気や心労でやつれること。また、そのようす。「—が見える」「面(おも)—」 2 見栄えがしなくなること。「何ばかりの御身の—にかはあらむ」〈源・若菜下〉 3 人目につかないように、みすぼらし...
マリネリス‐きょうこく【マリネリス峡谷】
《Valles Marineris》火星表面にある巨大な谷。赤道に沿って長さ約4000キロメートルに渡り東西に走る。最大幅200キロメートル、深さ7キロメートルに達し、知られている限り太陽系で最...
まわ・る【回る/廻る】
[動ラ五(四)] 1 軸を中心にして円を描くように動く。回転する。「車輪が—・る」「地球は—・る」 2 物の周囲に沿って、円を描くように移動する。「地球のまわりを月が—・る」「岬を—・る船」 3...
マルチフェロイクス【multiferroics】
強磁性、強誘電性、超弾性などの性質のうち、複数の性質をあわせていること。電気磁気効果のように、電場が磁化に、磁場が分極に作用するなど、異なる場に対して、相互に応答する性質が共存していることを指す...
まぼろし【幻】
1 実際にはないのに、あるように見えるもの。また、まもなく消えるはかないもののたとえ。幻影。「死んだ母の—を見る」「—のようにはかない人生」 2 その存在さえ疑わしいほど、珍しいもの。「—の...
また‐と【又と】
[副](あとに打消しの語を伴って) 1 同じような事態はもう起こらないだろうという気持ちを表す語。二度とふたたび。「彼らとは—会うことはないだろう」 2 同じような事物は、ほかにはないだろうとい...
まつ【松】
1 マツ科マツ属の常緑高木の総称。明るく乾燥した地に生え、樹皮はひび割れするものが多い。葉は針状で、ふつうアカマツ・クロマツなどでは2本、ゴヨウマツ・チョウセンゴヨウ・ハイマツなどでは5本が束に...
まちぎょうれつ‐りろん【待(ち)行列理論】
応用数学、特にオペレーションズリサーチの分野において、限られた窓口や受付場所に、顧客が並んで行列をつくるような場合に、その待ち時間や混雑のようすを数学的に解析する理論。電気通信分野のトラフィック...