よ・く【避く】
[動カ四]「よける」に同じ。「秋風にさそはれわたる雁がねはもの思ふ人の宿を—・かなむ」〈後撰・秋下〉 [動カ上二]「よける」に同じ。「玉川の人をも—・きず鳴く蛙このゆふかげはをしくやはあらぬ...
ひ【避】
[常用漢字] [音]ヒ(漢) [訓]さける よける 災いや難儀をこうむらないように、わきによける。さける。「避暑・避難・避妊/回避・忌避・待避・退避・逃避・不可避」
とび‐の・く【飛び退く/跳び退く】
[動カ五(四)]飛んでよける。すばやく身をかわしてよける。「水をかけられまいとして—・く」
かみなり‐よけ【雷除け】
1 落雷をよけること。また、その害を防ぐための避雷針などの装置。 2 落雷を避けるために神社や寺院で出す守り札。
よこっ‐とび【横っ飛び/横っ跳び】
「よことび」の音変化。「—に飛んで自動車をよける」
体(たい)をかわ・す
からだの向きを変えてよける。「ひらりと—・す」
スノーシェッド【snowshed】
山間部の道路や線路などを覆うように建てられた、雪崩をよけるための設備。鉄筋やコンクリートなどで造られ、雪崩が起きても覆いの下の道路などには被害が及ばない。→雪避けトンネル
そめん‐がん【粗面岩】
火山岩の一。灰白・淡緑・淡紅色などを呈し、斑晶はアルカリ長石が主で、斜長石・黒雲母(くろうんも)・角閃石(かくせんせき)などがある。石基はアルカリ長石の短冊状の小さな結晶がほぼ平行に配列し、斑晶...
さ・る【避る】
[動ラ四] 1 避ける。よける。「和歌の髄脳、いと所せう、病—・るべき所多かりしかば」〈源・玉鬘〉 2 断る。辞退する。「かぐや姫なりとも、そこの思はむことは—・るべきやうなし」〈狭衣・一〉
ちらり‐ほらり
[副] 1 「ちらほら」に同じ。「梅の花が—(と)咲きはじめる」「友の消息が—(と)耳に入る」 2 小さな花びらなどが、ゆっくりとまばらに飛び散るさま。「桜の花びらが—(と)風に舞う」 3 すば...