ぼしぞう【母子像】
久生十蘭の短編小説。昭和29年(1954)、「読売新聞」に掲載。昭和30年(1955)、吉田健一による英訳版がニューヨークヘラルドトリビューン紙主催の国際短編小説コンクールで1等入選した。
ホジュフ【Chorzów】
ポーランド南部の都市。カトビツェの北西に位置する。シロンスク地方の主要な工業都市の一つで、14世紀より鉱山があることで知られ、19世紀初頭に製鉄所が建設された。ヨーロッパ最大規模の都市公園には、...
ベルリン‐かいぎ【ベルリン会議】
1878年、ベルリンで開かれたヨーロッパ諸国の国際会議。ロシアトルコ戦争に勝ったロシアのバルカン進出を恐れるイギリス・オーストリアとロシアとの利害対立をビスマルクが調停にあたったもの。
ヘルメスビラ【Hermesvilla】
オーストリアの首都ウィーン西郊のラインツ動物公園にある宮殿。かつてハプスブルク家の狩猟場だったウィーンの森に位置する。19世紀末、フランツ=ヨーゼフ1世が妃エリーザベトのために夏の離宮として建造...
ペッチャブリー【Phetchaburi】
タイ中南部の都市。首都バンコクの南約160キロメートル、マレー半島の基部に位置する。ラーマ4世、ラーマ5世のヨーロッパの建築様式を取り入れた離宮や、アユタヤ朝時代に創建された仏教寺院などがある。...
へら‐おおばこ【篦大葉子】
オオバコ科の多年草。高さ30〜60センチ。葉は根生し、へら形。夏、花茎を直立し、小花を穂状につける。花は下から上へと開いてゆき、白か紫色の雄しべが突き出る。ヨーロッパの原産で、日本には幕末ごろ渡...
ヘブロス‐がわ【ヘブロス川】
《Ebros/Έβρος》ヨーロッパ南東部、バルカン半島を流れるマリーツァ川のギリシャ語名。エブロス川。
へら‐じか【篦鹿】
シカ科の哺乳類。シカ類中最大で、肩高2メートルを超える。角は平たく手のひら状に広がり、上唇がラクダのように垂れている。ユーラシアおよび北アメリカ大陸の北部に分布し、中国では駝鹿(だじか)とよばれ...
へびくい‐わし【蛇喰鷲】
タカ目ヘビクイワシ科の鳥。一科一種で、アフリカの特産。頭高約1メートル。足が著しく長く、草原を歩き回って蛇・トカゲ・昆虫や小獣を捕食する。後頭部に冠羽があり、これが羽根ペンを頭にさした中世ヨーロ...
ヘブライズム【Hebraism】
古代ヘブライ人の思想・文化。旧約聖書(ユダヤ教)および新約聖書の全体を含むキリスト教の精神を包含する語。ヘレニズムとともにヨーロッパ文化の二大源流とされる。