よわ‐の‐あらし【夜半の嵐】
1 夜吹く風。 2 《「明日ありと思ふ心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」〈親鸞上人絵詞伝〉による》一夜で桜花を散らす嵐。気づかないうちに変化が起こるたとえ。
よわ‐の‐けぶり【夜半の煙】
夜に立ち上る煙。多く火葬の煙をいう。「旅の空—と上りなばあまの藻塩火(もしほび)たくかとや見む」〈後拾遺・羇旅〉
よわのねざめ【夜半の寝覚】
⇒夜の寝覚
よわ‐び【弱火】
火力の弱い火。とろ火。⇔強火。
よわ‐ふくみ【弱含み】
《「よわぶくみ」とも》取引で、相場が多少とも下がる傾向を示していること。⇔強含み。
よわ‐ま・る【弱まる】
[動ラ五(四)]力や勢い、程度などが次第に弱くなる。「風が—・る」⇔強まる。
よわ‐み【弱み】
1 弱いこと。また、その程度。 2 弱いところ、劣っている点。弱点。また、他人に対して後ろめたいと思っているところ。「—をみせる」「相手の—を握る」「人の—につけこむ」⇔強み。
よわ‐みそ【弱味噌】
意気地のない人。また。そのような人をあざけっていう語。弱虫。
よわ・む【弱む】
[動マ下二]「よわめる」の文語形。
よわ‐むし【弱虫】
気の弱い人。意気地のない人。