わたせ‐せん【渡瀬線】
動物地理区の境界線の一。屋久島・種子島と奄美(あまみ)大島との間の七島灘に東西に引かれる、日本列島における旧北区・東洋区の境界線。大正元年(1912)動物学者の渡瀬庄三郎が哺乳類などの分布の違い...
わた‐だね【綿種】
綿の種子。
わただね‐あぶら【綿種油】
「綿実油(めんじつゆ)」に同じ。
わた‐だる【腸樽】
魚店や料理店などで、魚類のはらわたなどを入れておく樽。
ワタダーゲ【Vatadage】
スリランカ中部の古都ポロンナルワにある仏塔。クワドラングルとよばれる城壁に囲まれた遺跡群の一。ポロンナルワにシンハラ王朝の都が置かれる以前の創建とされる。四方に守護神像が置かれた円形の仏塔で、か...
わた‐つ‐うみ
《「わたつみ」が「渡津海」などと書かれたため、「み(神)」を誤って「海」と解釈してできた語》海。大海。わたつみ。「袖ぬれて海人(あま)の刈りほす—のみるをあふにてやまむとやする」〈伊勢・七五〉
わたつ‐じんじゃ【度津神社】
新潟県佐渡市にある神社。主祭神は五十猛命(いそたけるのみこと)。俗称、一宮八幡宮。佐渡国一の宮。
わた‐つ‐み【海神】
《「つ」は「の」の意の格助詞。「わだつみ」「わたづみ」とも》 1 海を支配する神。海神。わたがみ。わたのかみ。「—の持てる白玉見まく欲り千度そ告(の)りし潜(かづ)きする海人(あま)は」〈万・一...
わた‐つみ【綿摘み】
1 成熟した綿花を摘み取ること。また、その人。綿取り。《季 秋》「—やたばこの花を見て休む/蕪村」 2 江戸時代に、塗り桶2を使って綿を延ばし、小袖の中入れ綿や綿帽子を作った仕事。また、それに従...
わたつみ‐じんじゃ【海神社】
神戸市垂水(たるみ)区にある神社。祭神は底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)・中津綿津見神・上津綿津見神の3柱の海神。瀬戸内海の舟運守護神として崇敬される。かいじんじゃ。