あい‐ぜん【愛染】
仏語。 1 愛に執着すること。愛着(あいじゃく)。「故郷の肉親に対する断ち難き—は」〈嘉村・業苦〉 2 「愛染法」の略。 3 「愛染明王」の略。
アイゼン
《「シュタイクアイゼン」の略》登山用具の一。氷雪上を登降する際に靴底につける滑り止めの金具。鉄枠に鉄の爪(つめ)をつけたもの。鉄(かな)かんじき。クランポン。
あい‐ぜん【哀然】
[ト・タル][文][形動タリ]悲しげなさま。
あい‐ぜん【靄然/藹然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 雲・霞(かすみ)などがたなびいたり、もやが立ちこめるさま。「—たる暁霞(ぎょうか)」 2 気分などが穏やかでやわらいださま。「掻(かき)乱されし胸の内は—とし...
アイゼンエルツ【Eisenerz】
オーストリア中部、シュタイアーマルク州の町。グラーツの北西約70キロメートル、エルツバッハ渓谷に位置する。紀元前より露天掘りで鉄鉱石の採掘が行われた。要塞化された聖オズワルド教区教会やレオポルト...
あいぜんかつら【愛染かつら】
川口松太郎の長編小説。昭和12年(1937)から昭和13年(1938)にかけて「婦人倶楽部」誌に連載。医師津村浩三と看護婦高石かつ枝の恋愛を描く。昭和13年(1938)野田高梧脚本、野村浩将監督...
あい‐ぜんご・する【相前後する】
[動サ変][文]あひぜんご・す[サ変] 1 物事の順序が逆になる。「説明が—・しますが」 2 事柄が間をおかずに続く。「二人は—・して出発した」
アイゼンシュタット【Eisenstadt】
オーストリア東部、ブルゲンラント州の都市。同州の州都。ライタ山地の南麓に位置し、ワインの生産が盛ん。第一次大戦までハンガリー王国の一部だった。作曲家ハイドンのゆかりの地としても知られる。
アイゼンヒュッテンシュタット【Eisenhüttenstadt】
ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市。ポーランドとの国境をなすオーデル川沿いに位置する。東ドイツ時代に製鉄所を中心とする計画都市として建設され、東西ドイツ統一まで製鉄業で栄えた。
あいぜん‐ほう【愛染法】
密教で、愛染明王を本尊として敬愛・息災・増益・降伏(ごうぶく)などを祈願して行う修法。愛染明王法。愛染王法。