よぼうせっしゅ‐ほう【予防接種法】
感染症の予防・症状の軽減・まん延防止などを目的として昭和23年(1948)に制定された法律。 [補説]予防接種には、全額公費負担の定期接種と、希望者が自己負担で受ける任意接種がある。平成6年(1...
ライ‐しょうこうぐん【ライ症候群】
インフルエンザ・水痘(すいとう)のような症状のあと、突然に嘔吐(おうと)・痙攣(けいれん)・昏睡(こんすい)状態を呈する病気。小児に多く、死亡率が高い。1963年にオーストラリアの病理学者ライ(...
まんえんぼうしとう‐じゅうてんそち【蔓延防止等重点措置】
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、内閣総理大臣が講じる措置の一つ。同じく同法が定める緊急事態宣言より、感染流行の深刻度が低い場合に講じられ、実施すべき期間、実施すべき区域が指定される。...
へい‐こう【閉校】
[名](スル) 1 一時学校の授業を休止すること。「インフルエンザのため三日間—する」 2 学校の経営をやめること。廃校。⇔開校。
へんとう‐えん【扁桃炎】
扁桃、特に口蓋扁桃の炎症。溶連菌・肺炎菌・インフルエンザ菌の感染によるものが多く、赤くはれてのどが痛み、発熱する。扁桃腺炎。
ホンコン‐かぜ【香港風邪】
1968年に香港で発生し、翌年にかけて世界中で流行したインフルエンザ。発生源となった香港では数週間で50万人が罹患(りかん)するなど、爆発的な流行をみせた。
ヌクレオカプシド【nucleocapsid】
ウイルス粒子の中心にある核酸とそれを取り囲むカプシドのこと。 [補説]ヘルペスウイルスやインフルエンザウイルスなどは、ヌクレオカプシドがさらにエンベロープと呼ばれる外膜で覆われている。
にほん‐かんせんしょうがっかい【日本感染症学会】
急性伝染病をはじめとする感染症に関する調査・研究等を行う日本の学会。新型インフルエンザなど新たな感染症についても、対応策の提言等を行う。感染症専門医の認定も行っている。大正15年(1926)に日...
じぞくてき‐かんせん【持続的感染】
1 インフルエンザウイルスなどが人から人へ伝播し、感染が持続・拡大すること。 2 ⇒持続感染
スーパーこうたい‐こうそ【スーパー抗体酵素】
生体内で抗体としてはたらきながらも、たんぱく質(ペプチド分子)を分解する能力をもつ酵素。病原体に特異的に結合し、みずから単独で有する分解能力により、病原体の生育や繁殖に必須なたんぱく質を分解する...