かん‐ふぜん【肝不全】
肝臓の機能が極度に低下し、有毒物質の排出・解毒が行われなくなった状態。劇症肝炎・肝硬変・肝臓癌(がん)などでみられ、意識障害・黄疸(おうだん)・腹水・出血などの症状が現れる。
かん‐ふぜん【冠不全】
心臓の冠状動脈が心筋の活動に必要な酸素量を十分に供給できない状態。冠状動脈の硬化症・血栓症などでみられる。
カンフル【(オランダ)kamfer】
1 樟脳(しょうのう)のこと。クスノキから得られるほか化学合成もされ、中枢神経興奮・局所刺激・防腐作用がある。かつては蘇生(そせい)薬として知られた。カンファー。カンフル剤。 2 だめになりかけ...
カンフル‐ざい【カンフル剤】
1 「カンフル1」に同じ 2 「カンフル2」に同じ。「企業再生の—となる」
カンフル‐ちゅうしゃ【カンフル注射】
1 重病人の心臓のはたらきを強くするために用いるカンフル液の注射。 2 ⇒カンフル2
カンフル‐チンキ
《(英)camphor tinctureから。camphorは樟脳のこと》樟脳をアルコールに溶かした無色透明な液体。打撲傷などの塗布剤。樟脳精。
かん‐ぶ【官武】
1 公卿と武家。また、朝廷と幕府。 2 文官と武官。
かん‐ぶ【患部】
病気や傷のある部分。患所。
かん‐ぶ【幹部】
1 団体や組織の中で中心となる人。「組合の—」「—社員」 2 軍隊で将校・下士官のこと。
かんぶ‐がっこう【幹部学校】
自衛隊の最高教育機関。選抜された幹部自衛官に上級指揮官・幕僚としての教育を施し、同時に戦略・戦術の研究を行う。旧日本陸海軍の陸・海軍大学校に相当する。