がん‐しょう【翫賞】
[名](スル)芸術作品や風景などを味わい楽しむこと。鑑賞。「園内各所の楓樹(ふうじゅ)を—し」〈魯庵・破垣〉
がん‐しょく【顔色】
かおいろ。また、感情の動きの現れた顔のようす。「—を失う」
顔色(がんしょく)無(な)し
《白居易「長恨歌」から》恐れや驚きのために顔色が青くなるさま。完全に圧倒されて手も足も出ないさま。「完璧な答えには試験官も—だ」 [補説]この意味で「かおいろなし」と読むのは誤り。
顔色(がんしょく)を窺(うかが)・う
相手の表情から心の動きを知ろうとする。相手のかおいろをみる。「窃かに叔母の—・って見れば」〈二葉亭・浮雲〉
がん‐しん【眼振】
「眼球振盪(しんとう)」の略。
がん‐しん【雁信】
手紙のこと。雁書。→雁(かり)の使い
がん‐しん【含浸】
[名](スル)紙や木材、鋳物に生じる微細な穴などに、液体をしみこませること。「防虫剤を—させた木材」
がんしんりょうれんけい‐きょてんびょういん【癌診療連携拠点病院/がん診療連携拠点病院】
平成19年(2007)4月施行のがん対策基本法の理念に基づき、全国どこでも質の高い癌の専門治療が受けられるように、各都道府県ごとに厚生労働大臣が指定した医療機関。
がん‐じ【眼字】
漢詩で、各句の眼目となる重要な字。五言句では第3字、七言句では第5字。
がん‐じ【雁字】
1 雁(がん)が1列に並んで飛ぶさまを文字に見立てていう語。 2 手紙。雁書。→雁の使い