ぎこつ‐な・い
[形][文]ぎこつな・し[ク]《「きごつない」「ぎごつない」とも》無愛想で粗野である。武骨である。「アノ人—・イ物言イヂャ」〈日葡〉 「若衆に、—・き法師の思ひを寄せながら」〈咄・醒睡笑・三〉
ぎこてん‐しゅぎ【擬古典主義】
1 古典芸術を規範とする文学・芸術上の傾向。西欧の啓蒙主義文学などにみられるが、その伝統的形式性にこだわり、内容の浅薄な模倣に終わる傾向もあった。擬古主義。→古典主義 2 明治20年代、西鶴らの...
ぎこ‐ぶん【擬古文】
古い時代の文体にならって書いた文章。特に、江戸中期から明治時代にかけて、国学者などが、主に平安時代の和歌や仮名文を模範にして書いた文章をいう。
ぎこ‐ものがたり【擬古物語】
平安時代の物語を模倣して、鎌倉時代に作られた物語。「源氏物語」の模倣が著しく、独創性に乏しい。「住吉物語」「松浦宮(まつらのみや)物語」「石清水(いわしみず)物語」「苔の衣」など。
ギコンゴロ【Gikongoro】
ルワンダ南西部の町。1994年に起きたルワンダ虐殺の記念館がある。
ギゴ【GIGO】
《garbage in, garbage out》⇒ガイゴー(GIGO)
ぎ‐ごう【戯号】
たわむれにつける筆名。また、戯作者(げさくしゃ)・狂歌師などの雅号。げごう。
ぎ‐ごく【疑獄】
1 政治問題化した大規模な贈収賄事件。 2 犯罪事実がはっきりせず、有罪か無罪か判決のしにくい裁判事件。
ぎ‐ごわ【義強】
[形動][文][ナリ]強情で、なかなか自分の意志をまげないさま。頑固。「—な片意地な処もお有(あん)なすって」〈紅葉・金色夜叉〉
ぎ‐さ【欺詐】
うそをつくこと。あざむくこと。「真理少なければ—多からざるを得ず」〈福沢・学問のすゝめ〉