げいじゅつ‐がく【芸術学】
芸術一般に関し、理論的考察を行う学問。特に、芸術活動を実証的、科学的に研究する学問。19世紀後半から20世紀初頭にかけ確立、発展した。
げいじゅつ‐さい【芸術祭】
文化庁の主催で毎年秋に行われる芸術の祭典。昭和21年(1946)に発足。演劇・音楽・舞踊・演芸などの各分野で行われる。《季 秋》
げいじゅつ‐ざ【芸術座】
大正2年(1913)島村抱月・松井須磨子を中心に東京で結成した新劇の劇団。抱月・須磨子の急死により、大正8年(1919)解散。大正13年(1924)水谷竹紫が水谷八重子らと再興したが、昭和10...
げいじゅつ‐しじょうしゅぎ【芸術至上主義】
芸術は他のものの手段として存在するのではなく、それ自身が目的であり、価値であるとする立場。「芸術のための芸術」を理念とする。
げいじゅつ‐しんりがく【芸術心理学】
心理学の理論と方法とによって、芸術を研究・解明しようとする学問分野。創作と鑑賞の二つの面が対象となり、美術・文芸・音楽などの部門別にも細分されている。
げいじゅつ‐せんしょう【芸術選奨】
芸術各分野での前年度中のすぐれた業績に対して、文部科学大臣が毎年贈る賞。昭和26年(1951)芸能選奨として創設、昭和31年(1956)に改称。 [補説]演劇・映画・音楽・舞踊・文学・美術A・美...
げいじゅつそうし【芸術草紙】
《原題、(ドイツ)Die Blätter für die Kunst》ドイツの文芸同人誌。1892年創刊。ゲオルゲが主宰し、高踏的な詩作品を主に扱った。1919年まで不定期に刊行。寄稿者にホフマ...
げいじゅつ‐てき【芸術的】
[形動]芸術にかかわるさま。また、芸術としての性質をもつさま。「—な才能」
げいじゅつてつがく【芸術哲学】
《原題、(フランス)Philosophie de l'art》テーヌの評論。1865年から1869年、および1882年に刊行。文学・芸術の分野における歴史的・社会的研究理論を確立した。
げいじゅつとしゃかい【芸術と社会】
《原題Art and Society》リードによる美術評論。1937年刊。数度の改訂を経た最終版は、1967年の刊行。