げんろくはなみおどり【元禄花見踊】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「元禄風花見踊」。竹柴瓢助(たけしばひょうすけ)作詞、3世杵屋正次郎(きねやしょうじろう)作曲。明治11年(1878)東京新富座初演。元禄時代の上野の山の花見を題材に、遊...
げんろく‐ぶんがく【元禄文学】
元禄年間を中心として、主に上方で発達した町人文学。小説・俳諧・演劇などの分野で多様に展開し、近世文学の一頂点を示した。→上方文学
げんろく‐へび【元禄蛇】
ジムグリの別名。腹面に市松模様があるところからの名。
げんろく‐みえ【元禄見得】
歌舞伎で、初世市川団十郎が創始した荒事の大見得。左足を踏み出し、左手で刀を握り、右手を後ろへ張る。「暫(しばらく)」「矢の根」などにみられる。
げんろく‐もよう【元禄模様】
元禄時代に流行した、大柄ではでな小袖模様。
げんろくりゅうこうさっか【元禄流行作家】
藤本義一による長編の伝記小説。昭和55年(1980)刊行。副題「わが西鶴」。井原西鶴の人生を描く。
げん‐ろん【言論】
口で言ったり文章にしたりして思想や見解を発表し、論じること。また、その論。「—で対抗する」「口もあれば筆もあるから颯々と—して」〈福沢・福翁自伝〉
げん‐ろん【原論】
ある事柄の根本になる理論。理論体系のもとになる理論。また、それを述べているもの。「教育学—」
げんろん‐し【言論誌】
⇒総合雑誌
げんろん‐とうせい【言論統制】
公権力が検閲制度などの手段を用いて、言論・表現を制限すること。