しわ‐むし【吝虫】
けちな人を軽蔑していう語。しわんぼう。けちんぼう。「いかな—もこの君に殺されたらば巾着(きんちゃく)を忘れん」〈讃嘲記時之大鼓〉
しわ・める【皺める】
[動マ下一][文]しわ・む[マ下二]しわを寄せる。「顔を—・めながら鳥羽軍曹に注いでやる」〈風葉・下士官〉
しわ‐よせ【皺寄せ】
[名](スル) 1 あることの結果生じた無理や矛盾を、他の部分に押しつけること。また、その押しつけられた無理や矛盾。「低所得者層に—する」 2 縮み織りで、しわを寄せて織ること。
しわ・る【撓る】
[動ラ五(四)]力が加わってしなう。たわむ。「雪の重みで竹が—・る」
し‐わん【支湾】
湾内にある小さな湾。若狭湾の中の敦賀湾・舞鶴湾、陸奥湾の中の青森湾・野辺地湾・大湊湾など。
しわん‐ぼう【吝ん坊】
けちな人。けちんぼう。しみったれ。しわんぼ。「—だから、寄付金は出すまい」
吝(しわ)ん坊(ぼう)の柿(かき)の種(たね)
柿の種のような、何の役にも立たないものまで物惜しみをするひどいけちんぼう。吝嗇家(りんしょくか)をののしっていう言葉。