しあん‐なみだ【思案涙】
心配のため流す涙。また、思いあまって流す涙。「—に胸つまり」〈浄・氷の朔日〉
思案(しあん)に余(あま)・る
いくら考えても、よい考えが出てこない。思案に尽きる。「—・って友人に打ち明ける」
思案(しあん)に落(お)・ちる
(多く打消しの語を伴って用いる)理解できる。合点がいく。「—・ちない事でもあって、一人で心労してゐると」〈人・娘節用・三〉
思案(しあん)に暮(く)・れる
迷って考えが定まらない。「就職か進学か—・れる」
思案(しあん)に沈(しず)・む
深く考え込む。「将来を憂え—・む」
しあん‐ばし【思案橋】
歴史上の人物などが渡ろうか渡るまいか、思案したと伝えられる橋。また、そこで、遊郭へ行こうか行くまいかと思案したという橋。本来は橋占(はしうら)の行われた場所といわれる。
シアンヒドリン【cyanohydrin】
⇒シアノヒドリン
シアンホッケン‐じいん【シアンホッケン寺院】
《Tian Hock Keng Temple》シンガポール、市街中心部にある同国最古の道教寺院。1842年に福建省出身の華人により建立。左右が反り上がった緑色の屋根をもち、航海の安全を守る神媽祖...
シアーズ‐タワー【Sears Tower】
米国イリノイ州、シカゴにあるウィリスタワーの旧称。1973年、大型百貨店で知られるシアーズ本社ビルとして建設されたことから。
シアード【Chiado】
ポルトガルの首都リスボン中央部の一地区。バイロアルトとバイシャポンバリーナの間に位置する。美術館や劇場、高級ショッピング街のほか、詩人フェルナンド=ペソアゆかりのリスボン最古のカフェなどがある。