ジャズ【jazz】
19世紀末から20世紀にかけて、米国南部で黒人の民俗音楽と白人のヨーロッパ音楽とが融合してできた音楽。オフビートの独特のリズム感、即興演奏などが特徴。ディキシーランドジャズ・スイングジャズ・モダ...
シカゴ‐ジャズ【Chicago jazz】
1920年代、ニューオーリンズからシカゴへ来た黒人ジャズメンの影響を受けて、シカゴの白人が始めたジャズ。広義には、20年代にシカゴで活動した黒人のジャズをも含む。エディ=コンドン、ビックス=バイ...
ベイシー【Count Basie】
[1904〜1984]米国のジャズピアニスト・バンドリーダー。本名、ウィリアム=ベイシー(William Basie)。黒人の間に生まれたジャズを白人社会にも広め、エリントンと並んでスイングジャ...
モダン‐ジャズ【modern jazz】
1940年代に現れたビーバップスタイル以後のジャズ。それ以前のディキシーランドジャズやスイングジャズに比べ、複雑な和声・リズムなどが使われるようになった。
モード‐そうほう【モード奏法】
モード(旋法)に基づいたジャズの即興演奏方法。1950年代後半以降、従来の和声(コード)に基づく即興演奏をより自由に発展させるために多くのジャズ奏者が試みている。
デービス【Miles Davis】
[1926〜1991]米国のジャズトランペット奏者。独特な音色、アドリブ奏法の追究、エレクトロニックサウンドの大胆な導入など、1950年代から一貫してジャズ界をリードした。代表作に「カインド‐オ...
ファンク【funk】
1950年代後半、黒人のジャズ音楽家たちが、黒人霊歌やアフリカの民俗音楽の要素を取り入れて起こしたジャズのスタイル。素朴で野性味のあるリズム、哀感の強いブルースなどに特徴がある。のち、ロックなど...
スイング【swing】
[名](スル)《「スウィング」とも》 1 野球やゴルフで、バットやクラブを振ること。「絶好球を見逃さずに—する」「フル—」 2 ボクシングで、大きく半円を描くように腕を振って横から加える打撃。 ...
ディキシーランド‐ジャズ【Dixieland jazz】
20世紀初頭、米国のニューオーリンズ地方におこった、即興性に富むジャズ。ニューオーリンズジャズ。
アシッド‐ジャズ【acid jazz】
1980年代、ロンドンのクラブから流行しはじめた新しいジャズの受容形態。古い演奏にリミックスを施してディスコ風のビートを加えたり、ジャズにラップやファンクを混在させて演奏したりする。